最愛の始まり

今日の講義は好きなんだ。

文学は日常から非日常を切り取ることで、
誰もがロシアフォルマリズムを思うわけで、
言い換えればそれは異化であり、
広げればすべては自意識の中における異化であって、

言いたいことは、。
言いたいことしか書かないのに「言いたいことは」で始めるのは奇妙ね。

「他と違う」と思える部分が切り取り線で始まりなんだねえと。
自己満だよと赤マルはよく言うが、
きっとそこなのだろうねえと。
いくら悲しかろうが、ねえ。
昼間は蒸すねえ。

電子だって時に不便

ネットがつながらないので携帯から。
たまにこうなります。みなこちゃん、レス返せなくてごめんね、回復したらすぐ返す。

発表は無事終了。
せっかくだから発表題材をとりあげようかと思い…。

講義題材は大江健三郎。
日本人にしてふたりめのノーベル文学賞受賞者。
個別テーマはその息子、大江光。
生まれながらに知的障害をもっていながら作曲を続ける音楽家。
資料集めと実際の曲解説がメインなのだがとにかく客観的な資料が少ない。
大江健三郎のエッセイがいくらかあって参考にはなるが親の愛がある故に音楽家としての評価を見極めづらいのがよく指摘されるところではある。

けれどそこはつまらない問題であるというのが言わなかったが私の意見。

専門家としての評価だって個人の趣向によるわけだから、
一般論を定めたってどうしようもない、特に芸術に関しては。

彼の音楽はシンプルでスリム。ピアノとフルートの二重奏が多い。
聞き苦しくない。
心があたたまるけど、綺麗な旋律故にひんまがってるときは愛しづらい。
曲を聞いているのに、誰かを目の前にしているような心地がする。
私はね。


そんな感じ。
今日から詩の再開。

新しい人にまだ目覚めず

結局本も全然読めなかった。
大江さんと対峙するのには精神力が必要なんだよ。
良い休憩にはなったかもだが、
質の良い休憩ではないからなんとなく重いよ。

私という人間はそんなもので、やりたくないものはできやしないんだ。

さあ星を数えたいところだが、、活字を数えて眠ろうか。

ケス ME DON"T SAY GOOD BYE

昨日社会人になった子と定食を食べた。
かなり久しぶりだった。
違う道だからこそ、見つからなかった部分が露呈するんだ、だから面白い。

就職に傾いていたけど、
手堅さを考えるとやっぱり。

手堅さか。誰でもなれるわけじゃないのに、まったく頭の中は自由よね。
ひとり暮ししたり、結婚したりとか視野に入れているなら手堅いに越したことはない。
就職を選んだからといって、やりたいことだけできるような社会じゃないし(変えることはできるだろうが間違いなく出だしは犠牲になるより他はない、理想にすぎない)、教師もすごく嫌なわけではないし、両天秤にかかって揺れてる。振れ幅も大きいよ。

気持ちの振れ幅も間違いなく大きい。
やらなきゃいけないことができない。
甘えてるなと怒るかもしれないけど、
そういう病気もあるくらい繊細な領域なんだよ、やる気や自信や行動の綾というものは。

と詭弁を撒き散らしてみる。
みっともないくらい、今心苦しい。
誰のせいなんていわないけど。

くんるりくるり

プロット練った短篇を書き始めた。
今日は２時間で2000字。
論文じゃないんだからもっと書けてもよいだろうに。
しかし割とさくさくいけるかもしれない。

どこにだそうか。
幻冬舎は先送りかな。
ドラマになりそうな実話も持ってはいるんだが、
実話故に書けないかも。

あれ、今浮かんだ。
受験期のことはどうかな。
だいぶすさんでたし、書き様によっては面白くなるかもしれない。

まったく、なかなか静かに生きてきたものです。
書けるような体験や、私小説は自分しか救えないというのが私にとってはせめてもの救いですね。

once upon a 0ctober

プロットは先日の晩できたけど、
よく考えたら実体験なわけだから構成はそんな手間かからないわけだ。

まだ電車の中だ。

今日も良い天気だね。

アル アバウト アス

タイトルは大体その日よく聴いた曲のタイトルをもじっていたりなんだりなわけなのだが、
今回はtatu。なつかしいね、今や日本では名前すらもかすめないあのユニット。
曲調良くはないかい？私けっこう好きなんだよ。歌詞はひどいが。
とくにこれ。あんなに良い音してるのになんでこんな歌詞なの？と残念に思う。
あの名前、ユニット名じゃなくてグループ名らしいね。
なんだか思ったよりも厳しい境遇をくぐっているようで、なんだか妙に生々しいと思ったよ。
ものを純粋に生み出すことの困難なこと。
彼女ら悪くないのにね。ここではこんなに追い出されてしまったよ。
本当に、忘れられてしまったよ。
社会なんて、世界なんて、そんなものなんだね。
私が足を踏み入れたいと思っている、ところも。

今日はずっと寝てしまったから、
これからプロット練る。
読みかけの本も気になる。中島らもの「ロカ」。
今月は詩のほかに締め切りの「幻冬舎ノンフィクション大賞」が視野に入っている。
ノンフィクションだからネタがなければ書かない。これから半生思い出すよ。
詩がかけない。
誰かに奪われた私の言葉が、散弾銃に詰められて四方八方当り散らされているような、
そんな切迫感と罪悪感は感じているのだけれどなあ。
うん。
いいわけだよ。キベンナンス。